変動費の削減(7.部門別、商品別の管理)

Lancers.jp

2010年09月17日

自分自身が初心を思い出すためのメモ書きえんぴつ

今回は、「変動費の削減(7.部門別、商品別の管理を徹底し、改善、継続、撤退の見極める」ことについてお話をしようと思います。


晴れ変動費の削減の中でも「部門別、商品別の管理を徹底し、改善、継続、撤退の見極める」をする方法があります。


晴れ1.部門別に業績管理をする

部門ごとに損益計算書を作成し、業績を管理することですニコニコ

ピカピカ業績を部門別に明確にすることにより、各部門の「特徴」「資金繰りの問題点」などが見えると同時に、各部門に対応した的確な改善策を行なうことができるようになりますオドロキ

ピカピカ実際には、「地域別」「店舗別「サービス別」「商品別」「得意先別」「担当者別」といったように、様々な視点で、企業に合ったまたは求める方法により、展開していく必要がありますアップ


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ピカピカ例えば、ある商品の販売を展開している企業は経常利益が5,000千円の黒字企業ですが、部門別に見てみると、

「第1事業部」は、8,000千円の経常利益ですが、「第2事業部は、3,000千円の赤字」になっている場合があります汗

結果、資金繰り悪化の要因は、第2事業部ですが、売上総利益率(粗利益)で見ると、「第2事業部」の方が高いといった場合もあります汗

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ピカピカこのように部門別で業績管理を実施すると、全社合計では見えてこなかった、「資金繰りの問題点」「特徴」「強み」「弱み」などが見えてくるようになりますニコニコ


晴れ2.部門損益の見直しと不採算部門からの撤退

ピカピカ資金繰り改善の一つに「不採算部門(資金繰り悪化の要因となっている部門)から撤退することもひとつの方針ですニコニコ

全ての部門が良いまたは悪いことは稀で、部門別に業績管理で収益に対する貢献度を明確にすることにより、今後の対策をどのように打つべきかが明らかになりますアップ

タラーッ特に不採算部門に関しては、今後も継続するのであれば、収益改善の対策をどうするのか、他部門との関連性が薄いのであれば「撤退」「事業部門の売却」も検討する必要があり、収益構造を飛躍的に改善できる場合もありますアップ


晴れ3.不採算部門の悪化要因を見極める

例えば、部門別に業績を検討した結果、売上に問題がある場合、商品別に展開することが必要です。

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商品A【売上500】【変動費400】【限界利益100】【限界利益率20.0%】

商品B【売上400】【変動費280】【限界利益120】【限界利益率30.0%】

商品C【売上300】【変動費280】【限界利益20】【限界利益率6.7%】

商品D【売上200】【変動費150】【限界利益50】【限界利益率25.0%】

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ピカピカ上記の商品の中であれば、限界利益率が一番低い「商品C」について要因分析と対策が必要です。

タラーッ①開発されて日が浅く、これから採算ベースに乗る商品であれば、「黒字化の期限設定をして、もし、到達できなかった場合は撤退する」

タラーッ②顧客ニーズがない不人気商品であれば、「商品の改良、撤退、売却」を検討

タラーッ③競合他社に負けている商品であれば「商品の改良、撤退、売却」を検討

ピカピカポイントは、「改善策と期限を設定」した上で、「継続」「撤退」「改善」するのかを慎重に検討し、決断することが重要です。


晴れ変動費を1円削減すると、固定費は基本的に変わりませんので、利益がそのまま1円増加することになることを忘れてはいけませんアップ

また、逆もあり得ますダウン

改善すればするほど、すぐに利益に繋がりますので、変動費の改善は定期的に検討、改善し、習慣化することですピカピカ



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