負のスパイラスを断つ方法
2010年08月03日
自分自身が初心を思い出すためのメモ書き
今回は、負のスパイラルに陥った時に、どうやって立て直すのか、どういう考え方をすればいいのか、また、負のスパイラルの仕組のお話をしようと思います。
今は順調な企業でも、一度や二度は負のスパイラルに陥り、経営不振に陥るときがあるでしょう
また、100年に一度と言われる不景気となり、経営不振に陥っている企業も多いかと思います
まず、主な負のスパイラルは下記のとおり
わかりにくくてスイマセン、、、
→→→→整理整頓できない
↑ ↓
↑ ↓← 必要な書類がすぐに出ない
↑ ↓ ↓
↑ ↓← するべきことを忘れがちになる
↑ ↓ ↓
↑ ↓ クレーム発生
↑ ↓ ↓
↑ ↓ クレーム処理に追われ、余裕を持って日常業務をこなせない
↑ ↓ ↓
↑← ←←
↓
無駄な時間(書類を捜すなど)が増加し、時間と余裕がなくなる
↓
顧客を逃す
↓
→→売上の減収
↑ ↓
↑ 利益が減益
↑ ↓
↑ 資金繰りが困窮
↑ ↓
↑ 借り換えによる経営維持
↑ ↓
↑ 借り入れが出来なくなる
↑ ↓
↑ 利息の支払に追われ、お金が増加しない
↑ ↓
↑ 優秀な人材を確保できない、採用できない
↑ ↓
↑ 必要な固定費(販売促進費や広告宣伝費)の削減
↑ ↓
↑←←←
負のスパイラルに陥る主な原因として、
・改善案がわからない
↓
・改善案が複数出るが、選べない
↓
・改善案を選んだが、実行できない
ことが挙げられます。
①まず、負のスパイラルがどのような流れになっているかを把握することから考えます。
②そして、自社の経営が不振なのはどこに原因があるのかを認識することが大切です。
③更に、どこで負のスパイラルを断つのかを検討します。
よく、言い訳としてお聞きするのが、
①「できない、、、
」
②「難しい、、、
」
③「時間がない、、、
」
と言ったところでしょうか
①「できない、、、」
に関しては、「できる」と置き換えて考えることをお勧めします。
例えば、「整理整頓できる」と考えるならば、整理整頓のルール作りから、書棚の購入などにつながります。
結果、顧客対応がスムーズになる、書類を捜す時間短縮になる、、につながります。
②「難しい、、、」
に関しては、難しいことを考えてもなかなか答えは出ません。
「簡単に出来ることから始めましょう。」行動を起こさないと何も始まりません。
何事も、経験してみることが肝心です。経験しながら改善していくという方法もあります。
③「時間がない、、、」
に関しては、「もし時間があれば、何をするか」と言うことを考えましょう。
「十分な時間がある場合を想定して物事を考える=余裕がある時の考え方」ですので、いろいろなアイデアや顧客サービスが生まれます。
結論

1.もうお分かりでしょうか?
逆の発送をすれば、比較的早く、負のスパイラルを断つことができるでしょう。

2.更に、付け加えるならば、負のスパイラルに陥っている時こそ
「思い切った決意を、素早く決断し、素早く行動する」
ことでしょう。
よく、事例に出されるのが「アサヒビール」のお話です。
樋口廣太郎氏が、住友銀行副頭取からアサヒビール社長に就任した当時、アサヒビールは負のスパイラルに陥っていました。
負のスパイラル
「なぜ、ビールが売れないのか?」→「おいしくないから、消費者への刺激がない」
「なぜ、おいしくないのか?消費者は見向きもしないのか?」→「古いから、同じ販売方法をしているから」
「なぜ、古いのか?同じ販売方法しかしないのか?」→「売れないから新規開発できない、従業員がマンネリ、資金繰り悪化による必要固定費の削減」
この負のスパイラルを断つべく、樋口元社長は、社内の反対を押し切って売れ残っていた古いビールを全て店頭から回収・廃棄し、新しいビールに入れ替えました。
結果、
ビールが新しい→消費者が刺激される→おいしい→売れる→開発資金や必要固定費の予算に余裕が出来る→売れる
と、見事に負のスパイラルから正のスパイラルになりました。
大企業になればなるほど、
「思い切った決意を、素早く決断し、素早く行動する」ことはなかなか決断できないことだと思います。
その点、中小企業は、比較的簡単に、いろいろなことに挑戦できると言えます。
中小企業の強みを活かしましょう

3.負のスパイラルから抜け出すために、「なぜ、なぜ」を繰り返し考え、記録することです。記録することで問題を認識し、記憶することが出来ます。

4.そして、「なぜ」を細分化することです。
例えば、「なぜ売れないのか」→「何が売れているのか」、「固定費で何がむだなのか」→「なくなるとどういう問題があるのか」、「何に時間がかかっているのか」→「やめるとお客様に支障があるのか、本当に必要な業務なのか」です。

5.問題点を抽出し、改善案の策定をし、優先順位をつけます。
優先順位は、一般的に「効果」「コスト」「実行可能性(技術的難易度)」「(将来に向けての)必要性」の4つです。
そして、優先順位の高い項目から、実践していき、定期的に効果(実数字)を見ながら継続することが重要です。
効果が出ていないものは、必要かどうか再検討します。
しかし、効果が出るのに時間がかかる改善案もあるかと思います。
次第に、従業員をはじめ、本当に効果が出ているのか不安になるときもあるでしょう。
そんな時程、継続することが重要になってきます。
何事も継続することが重要になります。
事業が好調なときほど、負のスパイラルに陥ったときのために、「人、物、金、情報」を備えましょう。
香川県を活性化させよう
サークルへの参加も宜しくお願い致します。
http://saakuru.atja.jp/commu_detail.php?sid=ashita-sanuki.jp&commu_id=1958
より良い経営者・企業・店舗を目指し、
活気に満ち溢れる香川県中小企業の経営者のオンライン交流ができればと思いサークルを作りました
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今回は、負のスパイラルに陥った時に、どうやって立て直すのか、どういう考え方をすればいいのか、また、負のスパイラルの仕組のお話をしようと思います。
今は順調な企業でも、一度や二度は負のスパイラルに陥り、経営不振に陥るときがあるでしょう

また、100年に一度と言われる不景気となり、経営不振に陥っている企業も多いかと思います

まず、主な負のスパイラルは下記のとおり
わかりにくくてスイマセン、、、

→→→→整理整頓できない
↑ ↓
↑ ↓← 必要な書類がすぐに出ない
↑ ↓ ↓
↑ ↓← するべきことを忘れがちになる
↑ ↓ ↓
↑ ↓ クレーム発生
↑ ↓ ↓
↑ ↓ クレーム処理に追われ、余裕を持って日常業務をこなせない
↑ ↓ ↓
↑← ←←
↓
無駄な時間(書類を捜すなど)が増加し、時間と余裕がなくなる
↓
顧客を逃す
↓
→→売上の減収
↑ ↓
↑ 利益が減益
↑ ↓
↑ 資金繰りが困窮
↑ ↓
↑ 借り換えによる経営維持
↑ ↓
↑ 借り入れが出来なくなる
↑ ↓
↑ 利息の支払に追われ、お金が増加しない
↑ ↓
↑ 優秀な人材を確保できない、採用できない
↑ ↓
↑ 必要な固定費(販売促進費や広告宣伝費)の削減
↑ ↓
↑←←←
負のスパイラルに陥る主な原因として、
・改善案がわからない
↓
・改善案が複数出るが、選べない
↓
・改善案を選んだが、実行できない
ことが挙げられます。
①まず、負のスパイラルがどのような流れになっているかを把握することから考えます。
②そして、自社の経営が不振なのはどこに原因があるのかを認識することが大切です。
③更に、どこで負のスパイラルを断つのかを検討します。
よく、言い訳としてお聞きするのが、
①「できない、、、

②「難しい、、、

③「時間がない、、、

と言ったところでしょうか

①「できない、、、」

に関しては、「できる」と置き換えて考えることをお勧めします。
例えば、「整理整頓できる」と考えるならば、整理整頓のルール作りから、書棚の購入などにつながります。
結果、顧客対応がスムーズになる、書類を捜す時間短縮になる、、につながります。
②「難しい、、、」

に関しては、難しいことを考えてもなかなか答えは出ません。
「簡単に出来ることから始めましょう。」行動を起こさないと何も始まりません。
何事も、経験してみることが肝心です。経験しながら改善していくという方法もあります。
③「時間がない、、、」

に関しては、「もし時間があれば、何をするか」と言うことを考えましょう。
「十分な時間がある場合を想定して物事を考える=余裕がある時の考え方」ですので、いろいろなアイデアや顧客サービスが生まれます。


1.もうお分かりでしょうか?
逆の発送をすれば、比較的早く、負のスパイラルを断つことができるでしょう。

2.更に、付け加えるならば、負のスパイラルに陥っている時こそ
「思い切った決意を、素早く決断し、素早く行動する」
ことでしょう。

樋口廣太郎氏が、住友銀行副頭取からアサヒビール社長に就任した当時、アサヒビールは負のスパイラルに陥っていました。
負のスパイラル
「なぜ、ビールが売れないのか?」→「おいしくないから、消費者への刺激がない」
「なぜ、おいしくないのか?消費者は見向きもしないのか?」→「古いから、同じ販売方法をしているから」
「なぜ、古いのか?同じ販売方法しかしないのか?」→「売れないから新規開発できない、従業員がマンネリ、資金繰り悪化による必要固定費の削減」
この負のスパイラルを断つべく、樋口元社長は、社内の反対を押し切って売れ残っていた古いビールを全て店頭から回収・廃棄し、新しいビールに入れ替えました。
結果、
ビールが新しい→消費者が刺激される→おいしい→売れる→開発資金や必要固定費の予算に余裕が出来る→売れる
と、見事に負のスパイラルから正のスパイラルになりました。

「思い切った決意を、素早く決断し、素早く行動する」ことはなかなか決断できないことだと思います。

中小企業の強みを活かしましょう


3.負のスパイラルから抜け出すために、「なぜ、なぜ」を繰り返し考え、記録することです。記録することで問題を認識し、記憶することが出来ます。

4.そして、「なぜ」を細分化することです。
例えば、「なぜ売れないのか」→「何が売れているのか」、「固定費で何がむだなのか」→「なくなるとどういう問題があるのか」、「何に時間がかかっているのか」→「やめるとお客様に支障があるのか、本当に必要な業務なのか」です。

5.問題点を抽出し、改善案の策定をし、優先順位をつけます。
優先順位は、一般的に「効果」「コスト」「実行可能性(技術的難易度)」「(将来に向けての)必要性」の4つです。
そして、優先順位の高い項目から、実践していき、定期的に効果(実数字)を見ながら継続することが重要です。
効果が出ていないものは、必要かどうか再検討します。
しかし、効果が出るのに時間がかかる改善案もあるかと思います。
次第に、従業員をはじめ、本当に効果が出ているのか不安になるときもあるでしょう。
そんな時程、継続することが重要になってきます。


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http://saakuru.atja.jp/commu_detail.php?sid=ashita-sanuki.jp&commu_id=1958
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Posted by まこと at 09:21│Comments(2)
│経営・マネジメント
この記事へのコメント
まこと様
はじめまして。
楽しく読ませていただきました。
負の事象は、切りにいかないとスパイラル化しやすいことが多いような気がします。
はじめまして。
楽しく読ませていただきました。
負の事象は、切りにいかないとスパイラル化しやすいことが多いような気がします。
Posted by たみ家 at 2010年08月03日 15:11
たみ家様
初めまして♪
長文なのに読んでいただきありがとうございます。
しかも、コメントまで、、、有難うございます^^
そうですね~負のスパイラルになる前に気付き、自分から切りにいくことがポイントですね~。
「常に改善、出来ることからコツコツと♪」ですねっ!!
初めまして♪
長文なのに読んでいただきありがとうございます。
しかも、コメントまで、、、有難うございます^^
そうですね~負のスパイラルになる前に気付き、自分から切りにいくことがポイントですね~。
「常に改善、出来ることからコツコツと♪」ですねっ!!
Posted by まこと
at 2010年08月03日 17:25
